オーダーキッチン見学会を終えて、改めて考えた収納とキッチンのこと
先日、わが家でのオーダーキッチン見学会を無事に終えることができました。

両日とも数組の方々にお越しいただき、実際に使っているキッチンやLDKをご覧いただきました。
足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。
今回の見学会は、キッチンを見ていただく機会であると同時に、私自身も改めてわが家の「収納」について考える良いきっかけになりました。
家をつくる前、まだ図面の段階では、
「ここにはこれを置いて」
「これはこの収納に入れて」
と、なんとなく暮らしをシミュレーションしながら収納場所を考えていました。
ところが、いざ実際に住んでみると、あらかじめ考えていた収納場所が実は違う箇所の方が良かったりします。
そして数年が経過すると、子どもの成長や家族の暮らし方によって、モノが増えたり減ったり。
そう考えると、収納場所というのは最初からずっと同じなのではなく、その時々の暮らしに合わせて変化していくものなのだと改めて実感しました。
モノの「定位置」が決まるまでにも、人の動きや日々の使い方によって、少しずつ場所が変わっていきます。
逆に定位置が決まっていないと、モノはいつの間にか溢れてきます。
「これは要るのか、要らないのか」
その場では判断できないモノもあって、そんなモノたちを一時的に置いておく場所も必要だったり。
やっぱり収納って難しいな、と思います。
特に私の場合、しまい込んでしまうと、その存在自体を忘れてしまう……という大きな欠点があります。
だから、なるべく見えるところに置いておきたい。
でも、煩雑に見えるのは嫌。
我ながら、なかなか困ったものです。
そんなこんなで今回の見学会をきっかけに、収納を今の家族構成や暮らし方に合うようになんとなく入れ替えてみたり、普段なかなか手をつけられていなかったところをきれいに掃除したり。
お客様をお迎えするための準備ではありましたが、結果的には、今のわが家の暮らしを見直す良い機会になりました。

そして、改めて「オーダーキッチンの良さ」についても考えました。
オーダーキッチンの良いところは、自分で収納場所を考えられること。
扉のデザインや色、把手など、自分の好きなパーツをひとつひとつ選べること。
そうやって自分で考え、選んでつくっていくことが、キッチンへの愛着につながっていくのかなと思います。
キッチンの中に、自分なりの「小さなこだわり」をつくる。
わが家の場合、私がこだわったのは、
できるだけ家電製品を表に置かず、ビルトインオーブンを使って調理すること。
作業にも使えるアイランドの台があること。
そして、キッチンだけが独立した存在になるのではなく、ダイニングやリビングの中に自然に溶け込んでいること。
シンクについても、ステンレスではなく、カウンターからシームレスにつながる人造大理石のものを希望しました。
こういった仕事をしていることもあり、実際に自分で使いながら、その使い心地を確かめてみたいという気持ちもありました。
完成してから年月が経ち、家族の暮らし方も、収納の仕方も少しずつ変わりました。
それでも、ひとつひとつ自分で考えて選んだキッチンだからでしょうか。
今でもとても大切に使えています。
今回、見学会で皆さまにわが家のキッチンを見ていただいたことで、私自身も改めて、キッチンや収納、そして暮らしについて考えることができました。
収納に「これが正解」というものはなく、家族や暮らしが変われば、使いやすい場所も変わっていく。
だからこそ、その時々の暮らしに合わせて少しずつ整えていけばいいのかなと思っています。
見学会にお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
