薬膳料理/最終回
レポートします!
今回のテーマは「春は肝臓の季節/体のあくだし」でした。
添加物などを多種摂取するようになっている昨今、
体の中の毒素を排出することの大切さを学びました。
血液の汚れる原因と、
その汚れを代謝する肝臓・腎臓の働きを知り、
その働きを高めるレシピが今回のレシピ。
肝臓って、本当に大切な臓器なんだなと知りました!
負担かけないようにしなくては・・・。
うこんパウダーをまぶしたタラ。
うこんはしょうが科で、肝臓機能をアップするなどの効果があるそうです。
◎酸辣湯スープ ~茯苓(ブクリョウ)を煮出して~
◎たらの豆板醤ソース うこん風味
◎蓮の実とはと麦のご飯
サンラータンスープは、ラー油とこしょうがたっぷり入りました。
か、辛い!!
・・・と言って涙を流していたのは辛いの苦手スタッフのナガソだけでした。
体が温まるし、効用を知っているとまた一味違うものですね。
茯苓には利尿作用、むくみを取る働き、精神を安定させる働きがあるそうです。
タラは家庭ではとても食べたことのないような、中華風の風味で、
とってもおいしかったです!
蓮の実はふっくらしていて食べ応えもありました。味もふっくらしたお豆のようなおいしさ。
はと麦はまわりまわって美肌効果があると知り、みなさん目がキラリ(笑)
デザートの◎黒ゴマのはちみつプリン!
これが絶品!!おいしい~!!豆乳を入れてもよいそうです。
もちろんこれも薬膳で、黒ゴマはもちろん、
トッピングの「龍眼」は栄養価が高く、血行促進や腎機能を高める効果、またリラックス効果もあるそう。とっても甘いんです。プルーンのような感じ。
この美味しさだけで十分リラックスできますよね。
こちらもまた美白化粧品に使われているという◎山査子(サンザシ)の薬膳茶と一緒に頂きました。美白美白!ウーロン茶みたいで美味。
今回印象的だったのは、「病は気から」というのは本当なのだな、ということ。
リラックスすることはまず第一の特効薬のようです。
漢方薬には精神を安定させる効用がすごく多いそうですよ。
食事のあとも、みなさん1時間ほども話しがつきませんでした。
相談や毎日のお料理のこと、これからも定期的に続けてほしい!という声も。
漢方薬や薬膳食材、聞いたことのある名前でも、どんなときに、どうやって食したらいいのかわからないですよね。
そんなとき、気軽に相談できる先生がいたり、効用(食物にはすべて効用がある、初回に基本を習いました。)を少しでも知っていれば、ずいぶんお料理が変わってくると思いました。
◆講師:島田和美先生の島田薬局さんのホームページは →こちら←