後悔しないキッチンシンクの選び方|私は「掃除のしやすさ」を優先しました
キッチンをオーダーするとき、意外と悩まれる方が多いのが「シンク選び」です。
ひと昔前まではステンレスシンクが主流でしたが、今では素材やカラー、デザインも豊富になり、お客様のライフスタイルに合わせて選べる時代になりました。
例えば、
- ステンレスシンク
- コーリアンシンク
- BLANCO(ブランコ)
- COMOシンク
- ホーローシンク
など、本当にさまざまな種類があります。
「どれがおすすめですか?」と聞かれることも多いのですが、
「キッチン空間をどのようなイメージでつくりたいと思っていますか?」とお聞きします。
そしてもう一つ、
「そのキッチンで、どのように過ごしたいですか?」というお話も伺います。
なぜなら、
同じご夫婦でも、お料理が好きな方もいれば、できるだけ家事をラクにしたい方もいらっしゃいます。
小さなお子さんがいるご家庭と、ご夫婦二人暮らしでは、使いやすいシンクも変わってきます。
私がコーリアンシンクを選んだ理由
ここで私自身の話で恐縮ですが、参考にしてもらえると嬉しいです。
自宅のキッチンを設計したときに選んだのは、コーリアンシンクでした。
理由はとてもシンプルです。
掃除をラクにしたかったから。
我が家のキッチンはLDKの中心にあり、リビングからいつも見えるオープンキッチンです。

手元を隠す壁もないので、水垢が目立ってしまうのが気になりました。
正直に言うと、私はズボラなので(笑)、毎日ピカピカに磨く自信はありません。
だから、水垢が目立ちにくく、お手入れしやすいコーリアンシンクを選びました。
さらに、カウンターもコーリアンだったため、継ぎ目がまったくなく、一体感のあるデザインになることも決め手でした。
今はシンクの選択肢が本当に豊富です
私が自宅を施工した当時は、今ほど選択肢は多くありませんでした。
最近では、クォーツストーンのカウンターにクォーツシンクを組み合わせたり、BLANCOやCOMOのカラーシンクを選んだりと、コーディネートの幅が大きく広がっています。
シンクと水栓の色を合わせることもできるので、キッチン全体の統一感も演出しやすくなりました。
施工していても、「選べる楽しさが増えたな」と感じています。
シンク素材ごとの特徴
ステンレスシンク
今でも一番多く採用されているのがステンレスシンクです。
料理をよくする方や、実用性を重視される方には、とてもおすすめです。
ステンレスシンクが向いている人
- 毎日料理をする方
- フライパンや鍋をよく使う方
- 耐久性を重視したい方
- シンクを自由なサイズや形でオーダーしたい方
メリット
- 鍋をガンガン使っても耐久性が高い
- シャープでスタイリッシュなデザイン
- シンクのサイズや仕様を自由にオーダーできる(段付き・洗剤ポケットなど)
- 水切りプレートなどもシンクに合わせて製作できる
- あらゆるカウンター材に対応できる
デメリット
- 水垢が目立ちやすい
- キズが付きやすく、使用感が出やすい

コーリアンシンク
私自身が選んだシンクです。
掃除のしやすさを重視される方には、とてもおすすめです。
コーリアンシンクが向いている人
- 水垢が気になる方
- 掃除をできるだけラクにしたい方
- キッチンを優しい雰囲気にしたい方
- カウンターとの一体感を重視したい方
メリット
- 水垢が目立ちにくく、お手入れしやすい
- カウンターとの継ぎ目がなく美しい
- 柔らかく温かみのある印象になる
デメリット
- 色は基本的に白のみ
- 鋳物鍋など非常に重いものを落とすと割れる可能性がある
- サイズの種類は限られる
- コーリアンやクォーツストーンなど対応できるカウンター材が限られる

BLANCO(ブランコ)シンク
海外キッチンがお好きな方に人気なのがBLANCOです。
カラーも豊富で、デザイン性の高さが魅力です。
BLANCOが向いている人
- 海外インテリアが好きな方
- キッチンにアクセントカラーを取り入れたい方
- デザイン性を重視したい方
メリット
- カラーバリエーションが豊富
- 水垢が目立ちにくく、お手入れしやすい
- 水切りプレートなどアクセサリーが充実している
- 海外キッチンのような雰囲気になる
- 水栓と色を合わせたコーディネートができる
デメリット
- 排水受けが海外仕様のため小さく、日本製に比べるとゴミがたまりにくい
- シンクサイズは限定される
- クォーツストーンやデクトンなど対応できるカウンター材が限られる

COMOシンク
最近人気が高まっているカラーシンクの一つです。
個性的なキッチンづくりを楽しみたい方におすすめです。
COMOシンクが向いている人
- 他にはないキッチンにしたい方
- 色を楽しみたい方
- キズが目立ちにくいシンクを選びたい方
メリット
- カラーバリエーションが豊富
- キズが目立ちにくい
- 個性的でオリジナリティのあるキッチンになる
デメリット
- シンクサイズは限定される
- コーリアン・クォーツストーン・デクトンなど対応できるカウンター材が限られる
まとめ|「一番良いシンク」ではなく、「自分に合うシンク」を選ぶことが大切です
シンクは、毎日何度も使う場所です。
だからこそ、見た目だけではなく、
- お料理のスタイル
- 掃除のしやすさ
- 家族構成
- キッチンでどんな時間を過ごしたいか
を考えながら選ぶことが、後悔しないポイントだと思います。
私は「掃除のしやすさ」を優先してコーリアンシンクを選びました。
でも、お料理をたくさんされる方ならステンレスシンクがぴったりかもしれませんし、デザインを楽しみたい方ならBLANCOやCOMOも素敵な選択です。
「どのシンクが一番良いか」ではなく、「あなたの暮らしに合うシンクはどれか」。
私たちは、その視点を大切にしながら、お客様と一緒にシンク選びをしています。
