ビルトイン食洗機 国産と海外製、どちらが良いの?

国産と海外製のビルトイン食洗機の選択の際に迷うポイントは多岐にわたります。
我々キッチンプランナーは、お客様からヒアリングしたことを念頭において適切な機器をお勧めしています。

あるケースでは、
以前のキッチンで食器を乾燥するだけのビルトイン機器を使用されていた経緯があり、新たにキッチンをリニューアルする際にも、乾燥だけの機能をご使用になりたくて、乾燥と洗浄を分けることができる国産の食洗機に魅力を感じていました。

国産の食洗機には、フロントオープンタイプの食洗機以外にも引出しタイプの食洗機もあります。
引出しタイプは、屈まなくても食器を出し入れしやすい設計になっています。
また、今回のケースの様に洗浄だけ、乾燥だけとコースを選択する事も可能です。
まさに、日本の住宅や生活様式に適したサイズや機能を備えています。
ご家族に食べ盛りのお子様がいらっしゃらない場合やご夫婦のみのご家庭には最適のサイズ仕様になります。
ただ、庫内の造りや乾燥方式にも大きな違いがあります。
国産の食洗機の場合、内部が樹脂で作られています。海外製はステンレス仕様です。
この違いは、何十年使用した時に大きな違いが出てきます。
また庫内の臭いなどの影響も少なからずあります。

乾燥方式も大きな違いがあり(長くなるので別記事でアップします!)
食器に優しくエコな乾燥方式は、海外製ビルトイン食洗機に軍配が上がるのです。
欧州から始まった食器洗い乾燥機の歴史は深く、
日本と違い欧州は、水が高いため、少ないお水で効率よく洗う事が優先されてきました。
なんと約90年以上前から存在していたようです。

食洗機を実際に手で触って実感し、機能性と価格面とこれから使うキッチンの様々な事を考慮し、
長い悩みの末、海外製の食洗機に決定されました。
その決断の理由は、やはり庫内が広く、たくさんの食器や道具類が収容できるという点が最も大きな決定要因でした。

食洗機は、様々なメーカー(国産/海外)から出ています。
その機種もそれぞれに特徴があります。
どの機種がご自身に向いているのかわからなくなった場合、キッチンプランナーに相談したりショールームで実物を確かめる事はとても大切な事です。

お気軽にショールームで食洗機をご体感ください。(実際に動かせる食洗機もございます)

ショールームには、BOSCH、Miele食洗機の展示がございます。