アイランドキッチンの魅力

アイランドキッチンのアイランドとは、キッチンの中央に配置されたカウンタースペースです。
キッチン空間の中央にあり、360度どの方向からでもアクセスできるデザインが特徴です。

今回ご紹介するお住まいは、
多い時には大人4人(3世帯同居家族)が同時にキッチンを使うため、

動線や作業スペースが重なり、
物も多く収納しきれない、そして収納しづらい。という問題点がありました。
キッチンをリニューアルするにあたり、
複数人同時にキッチンに立っても動線が重ならず、
適材適所に物が収納できるキッチンにされたいとの事でした。

何度か打ち合わせをして出来上がったキッチンはL型+アイランド。
そしてアイランドにはコンロを組み込んでいます。
これにより、
シンクに立つ人、
コンロに立つ人、
何かの作業をする人、
がそれぞれの料理のプロセスを各スペースで行えるため、動線がぶつかることなくスムーズになります。


アイランド下部収納には、炊飯ジャーなどの家電製品が収納できます。
炊飯ジャーを収納するため、お椀やお茶碗などを3段の引出しに収納(上記写真左)
使用するモノの近くに必要なモノがあると取り出しやすく作業効率があがりますね。
反対側にも収納を確保できます。

こちら側の収納は、コンロの近くでもあるので、たまに使用する圧力鍋や鋳物の大型鍋など頻繁に使用しないけどたまに使用する道具類が収納されています。
IHコンロ下の収納は、コンロで使用するカトラリー類と頻繁に使用するフライパン、お鍋などが収納されています。
また、調味料専用引出しもコンロ右側に設置してあるのでコンロ周りの必要なモノはアイランドにすべて収納出来ました。

また、アイランドは家族や友人との交流を楽しむ場としても活用できます。
カウンターに座って会話をしながら料理をすることができるため、
家族やお友達との会話がはずみます。

アイランドに使用した素材は、サイルストーンのオーシャンジャスパー。
サイルストーンは、90%の石英(水晶)を使用し、人工大理石では表現できない天然石の質感と高級感を保っています。
まるで石の雰囲気です。表面は冷たいのでパンを捏ねたりケーキ作りにも最適です。
天然石の汚れ易さや弱さを克服しているクォーツストーンは、色や柄も豊富にあり、キッチン空間を彩ってくれます。
ショールームキッチンにも使用されています。

アイランドを導入する際には、キッチン全体のスペースやレイアウトを考慮する必要があります。
アイランドを配置するスペースが不足していると、動線が詰まる可能性があります。
またアイランドは、ご自身のニーズやお住まいのスペースに合わせて慎重に設計することが重要です。