食談室づくりとは?

住まいを考えるときや、将来こんなお家に住みたいなぁと思うときに、キッチン空間をどのような空間にしたいなぁ~と思い描いていますか。

ハートハウスでは、「食談室」という一つのテーマがあります。
今日は、その「食談室」がなぜ出来上がったのか、ハートハウスの由来のお話をしたいと思います。
東京の浅草のにぎやかな所から約45年ほど前に石川県に嫁いだお嫁さん。
都会育ちの若い嫁にとって、田舎の英語のような方言、田んぼや畑がありボットン便所は初めて見るものばかり。わからないことだらけ。
そして、住んだお家は、古い大きな大きな民家。
そして台所という流しは北向きのさむーい所。
家族は誰も近寄らず、母のみ暗い台所で一人調理。
そして、出来たお料理を居間に運ぶ。
そして、すぐに片付け。また運ぶ・・・。
寒いし暗いし、調理をしてご飯を一緒に食べるってもっと楽しいことなのに!
今日の出来事を家族とお話をして分かち合いたいし、たくさんお話したいし、一人リラックスできるところも欲しい。
「キッチンは、家族が集まるような楽しい空間でないといけない。」
これが、ハートハウスの創始者高田が、熱い思いをもってこのハートハウスを立ち上げた由来です。
そして、東京からきたお嫁さんが高田です。
そして、心の通い合う空間づくりを通して社会に貢献すると理念を立ち上げ、キッチン空間づくりをしてようやく30年を迎えようとしています。
キッチン空間づくりを家族と一緒に図面の上で考えてその家族オリジナルの形を自分たちで選んで決めていくことは、その後そのお住まいが出来上がった時に、家族が自然と一緒にキッチンに入り、作り、食べるそんな家族の心の触れ合う空間が出来上がっています。
お住まいは、一生の大切なお買い物です。
キッチン空間に絞って書いていましたが、そのような空間が家族にとって一つでも多くあるに越したことはないと思っています。決して言いなりにならずに、ご家族で話し合ってその家族にとってベストな空間を作りあげるその家族にとってとても大切な事ですね~。