展示キッチンのお嫁入り

以前ショールームに展示してあったキッチンを納品されたお客様のお住まいです。

写真撮影のために素敵なお花を準備下さいました。

キッチンメーカーは、キッチンハウス 扉は、サンレミホワイトです。
アイランドは天然の御影石をカウンター材として使用しています。
ショールームでサンレミのこちらのキッチンを見た瞬間に、
「私を待っていてくれたのね♪」と思って下さり、一目ぼれだったそうです。
そこからハウスメーカーとの契約や間取りの変更やいろんな難関がありましたが無事に納品する形となりました。そして、キッチンをお気に入りの場所として使って頂き私たちも大変嬉しく感じております。
なによりハートハウスが提唱する「食談室」に共感してくださり、
キッチンは道具という見方をすれば人生において脇役で、機能性やコスト面を追及する観点もありますが「場の創造」という意味において一日を通じて生活の中心であり、その使い勝手や存在感は、家族と訪れる方のいろいろなドラマを生む無限の可能性を秘めた重要な場所であるのでキッチンを如何に作り上げるかはその家の将来を左右するというような考え方があるように感じました。
とまで感じて頂きました。
なんとも嬉し過ぎます。
まだまだ日本市場におけるキッチン空間へ対する価値観の低さは海外へ目をやるとまだまだ及びません。海外では人を招いてパーティーをする事は日常的によくありますが、日本ではあまり馴染みがないですね。でも昔はあったのです。そして、その場というのは、今までの日本文化からすればそれは畳の間なのです。現在は、その畳の間はほぼなくなりつつあり、結婚式や法事などで人を家に招くことが少なくなっています。そして大きな畳の間は現代の日本の住まいからほぼ無くなりましたね。
以前は畳の間であったところからそのパーティーはLDK空間に移行しているのですが、その感覚が日本には馴染みがないのかもしれません。
そして、キッチンは自由に形が作れるという概念がないので決まった形の大量生産のキッチンしか間取りに反映されなくなっています。
そうすると、残念などこにでもある間取りで気分がワクワクしないLDKとなってしまうんです。
こちらのお施主様は、キッチン・LDKという空間をいかに作り上げていくか、どのような住まいを求めているのか、それは本当にその家族の将来を左右するとおっしゃっていました。
お住まいを計画すると間取りや、設備や床材、クロスなど決める事がたくさん出てきて本来の目的を忘れてしまいます。
そうならないためにもしっかりとしたお話合いが夫婦、家族で必要ですね。
もっと間取りは変えられ、自由にできます。
皆様のお家が笑いのある素敵な居心地の良い空間になりますように。