シンク下を「オープン収納」VS「クローズ収納」あなたはどっち派?

フルオーダーキッチンを検討中の方にとって、シンク下の収納スタイルは意外と悩ましい選択肢のひとつ。
最近では「オープン収納」も人気ですが、見た目の美しさや生活感の隠し方など、クローズ収納にも根強い支持があります。

ゴミ箱の「設置計画」はキッチン設計の重要ポイント

キッチンを設計する際、どこにゴミ箱を置くかというのは意外と後回しにされがちですが、非常に重要な検討項目です。

特に以下の点は事前にしっかり考えておく必要があります:

  • 可燃・リサイクル・不燃など分別のしやすさ
  • 扉付き収納か、オープン収納か
  • 家族のゴミ出しスタイルに合っているか
  • キッチンからの動線やニオイの広がり方

春〜夏、そして秋にかけては、生ごみの臭いが特に気になる季節
そのため、ダイニングやリビングと隣接するキッチンでは、臭いが広がらない設計が欠かせません。

「見た目」だけでなく、「使い勝手」と「清潔感」を両立するためにも、
キッチンの打ち合わせ段階で、ゴミ箱の種類・置き場所・分別方法までを一緒に検討しておくことが、後悔しないキッチンづくりにつながります。

キッチン環境によって変わるゴミ箱の最適位置

例えば、壁面に並ぶLめ、シンク下はクローズ収納(扉付き)を選択される方もいらっしゃいます。

シンク下の内部にゴミ箱を設置していて、
「扉を開ける→ゴミを捨てる」という2段階の動作にはなりますが、ユーザー様の声をお聞きするとこれまで使ってきて面倒くささはまったく感じていないようです。むしろ、生活感を出さず、すっきりとした見た目が保てる点に大満足しているとのこと。

シンク下をOPENにしてゴミ箱収納とする場合は、リビングダイニングから死角となっているケースが多いです。

シンク下を【オープン収納】にした場合

✅メリット

  • ゴミ箱やストック品などを自由に配置できる
  • OPEN内部、上部に引出しを設ければまな板やボールザルなどの収納も可能
  • 扉がないため、すぐにアクセスできる
  • 掃除機やモップを差し入れやすく、掃除がしやすい

などといったメリットがありますが、ほこりが貯まりやすい見た目が散らかって見える、ゴミの匂いが気になるケースもあります。キッチンに隣接したパントリーの確保が難しい場合などシンク下をOPENにして可燃、不燃、リサイクルのゴミ箱を全て設置するケースもあります。

シンク下では無い所を【専用オープン収納】にした場合

あなたの生活スタイルに合わせて選ぶのがベスト!

オープンでもクローズでも、自分の暮らしに合った設計をするのが何より重要です。そして、収納の計画段階で「どんなゴミ箱を置くか」「生ごみをどう処理するか」まで前もって考えておくことで、使いやすいキッチンになります。

特に、冷凍ゴミ箱のような新しいツールを取り入れる場合は、サイズや電源の有無も踏まえて設置スペースを確保しておくと失敗しません。


あなたの理想のキッチンはどっち?

キッチンは毎日使う場所だからこそ、自分にぴったりのスタイルを選びたいですね。
フルオーダーキッチンを考える今が、「本当に使いやすい収納」を設計するチャンスです。