換気扇 取替工事
先日キッチンの換気扇の取替工事を行いました。
キッチンを納品して30年近く経過したお住まいです。
換気扇は、油で汚れているためお手入れがし難い機器の一つです。
最近の換気扇はお手入れが簡単にできるようになっていたり、
お手入れが不要!という魅力的な商品もあります。
やはりお手入れを怠ってしまうと、以下のような不都合が生じる可能性があります。
1. 吸引力の低下
- 油やホコリがフィルターやファンに蓄積し、吸引力が低下します。
- 吸引力が低下すると、調理中の煙や臭いを効果的に排出できなくなります。
2. 騒音の増加
- モーターやファンの部品が劣化し、異音が発生することがあります。
- 騒音が増加すると、調理中に不快に感じることがあります。
3. 故障のリスク
- モーターや電気部品の寿命が近づき、故障するリスクが高まります。
- 突然動かなくなったり、電源が入らなくなることがあります。
4. 油汚れの蓄積
- 長期間使用すると、換気扇の内部に油が蓄積しやすくなります。
- 油汚れが蓄積すると、掃除が難しくなり、効果的な換気ができなくなります。
5. 火災の危険性
- 蓄積した油やホコリが発火するリスクがあります。
- 定期的な清掃が行われていない場合、特に火災の危険性が高まります。
6. エネルギー効率の低下
- 劣化した部品や汚れにより、換気扇のエネルギー効率が低下します。
- 古い換気扇は新しいモデルに比べて電力消費が多くなることがあります。
7. 見た目の劣化
- 黄ばみや錆び、汚れが目立ち、キッチン全体の見た目が悪くなることがあります。
- インテリアに影響し、清潔感が損なわれます。
8. フィルターの劣化
- フィルターが劣化し、交換が必要になります。
- フィルターの劣化により、効果的な油の捕集ができなくなります。
まとめ
キッチンの換気扇は10年以上使用すると、吸引力の低下や騒音の増加、故障のリスクが高まります。また、油汚れの蓄積による火災の危険性やエネルギー効率の低下も問題となります。これらの不都合を避けるためには、定期的なメンテナンスや、適切な時期に新しい換気扇に交換することが必要です。
換気扇の取替工事は、下地等の大工工事がなく機器のみの取替であれば半日ほどで完了します。
今回のケースでは、換気扇が取り付けられている壁面下地がコンパネになっていたため、機種が変わっても下地の心配がなくスムーズに行う事ができました。