テリーヌ&おしゃれパン教室 第2回

先月に引き続き、フレンチ料理店”クルール”の吉田シェフによるテリーヌ&おしゃれパン教室の第2回を行いました。

今回テリーヌ料理として教わったのは、柑橘フルーツゼリー。
(テリーヌ料理とは、もともとの語源は型を指し示すことからその型に入れるお料理がテリーヌ料理と呼ばれるそうです。)
そして、もう一品は野菜のマリネです。
柑橘のゼリー
野菜のマリネ
まずは、今回のテリーヌ料理、柑橘フルーツゼリー。
オレンジなど数種類のくだもののを使用し、果肉だけではなく、果皮を煮出してゼリーにしてしまうとのこと。
柑橘類そのものの味が楽しめる、見や目も爽やかな一品です。
口に入れた瞬間、柑橘の甘酸っぱさの中に柑橘皮の特徴的な渋みが嫌味なく入った大人のゼリーという感じです。
男の人にも喜ばれる一品では!と感じました。
そして、野菜のマリネは、トマトやレモン汁の酸味、そして様々な香辛料でマリネ液を作ります。
マリネ液と言われると酢などの香りを想像しますが、それよりもエスニック的な香り強いマリネ液で調理中、食欲をそそるエスニックな香りが立ち込めていました。
こちらのお料理のポイントは、マリネ液を一晩必ず寝かせること。
そして、季節の野菜、夏なら(なす、大根、チコリ、カリフラワー、小松菜、ジャガイモ、ニンジン・・・)などのたくさんの野菜を硬いものから順番にふつふつと沸騰している液に漬け込んで程よい硬さで取り出します。
数日置く場合は、冷ましたマリネ液に漬け込んで冷やして頂きます。
エスニックな香りで夏バテや食欲を取り戻せそうな一品でした。
次回の教室は、いよいよ最終回。
皆さんのリクエストに応え、パテドカンパーニュに挑戦です。