Miele食洗機と国産食洗機の違い

今回は、海外の食洗機と日本の食洗機とどう違うかを説明いたします。

まずは、国の違いからの説明で納得される方が多いのでご説明いたします。
日本はお水が豊富にある国です。
海外に目を向けると欧州などはお水が高いです。

食洗機の発祥国は、EU諸国。
お水が高いので少ないお水でいかに効率的に洗うかを考えて設計されています。
一日1回の洗浄で3回分の食事の食器や道具が入るように大型の食洗機となっています。
ショールームに展示してますがご覧になる方みなさんびっくりされるほどの大きさです。
周りは全てステンレスで出来ているので音は静かです。
そして、余熱乾燥方式をとっているので食器に優しいです。
強制乾燥の国産の食洗機は、食器を乾かすのに熱を送っているので食器やグラスが傷んでしまいます。

一方国産の食洗機は、庫内が小さいので毎食後、機械を回さないといけません。
食洗機の中もプラスチックで最近は音が静かになってきていますがMieleと比べると大きいかもしれません。

我々がキッチンのプランを設計する時は、家族構成や生活スタイルをお聞きして機種を選んでいます。
お子さんがまだ小さくてこれから家族が増える家庭や、来客が多かったり家族の集まる機会が多いご家族には、大型の食洗機の導入をお勧めしています。
この大型の食洗機があれば家事労働が50%軽減されたように感じます。
お料理を考えるときは後片付けのことも一緒に考え、これらかの計画に組み込んでいくと理想の生活スタイルが築けます。